トップページ  毎月のおたより'08.07

いよいよ、じめっといや~な季節となりました。雨の合間をぬって、出かけた先で、なんじゃこりゃ? と思うほどの大きな大きな水溜りに出会いました。水溜りと言うよりちょっとした池ぐらいの大きさで真ん中あたりまで行くと30センチ近くもある。 私は水と泥に対してだけは、普通のお母さんよりは寛大な心の持ち主と自負しているけれど(子どもっぽいというだけかも・・) さすがにひるむほどの、大きさ深さ泥さ汚さ寒さだった。それでも子どもたちは嬉々として次々と遊びを発展させていく。うーん。 やはりかなわないなぁ。と思う瞬間です。6月の教室では、「物の見方」がテーマでした。普段描いちゃいけないもの(傘) に絵の具をぺたぺたつける感触はたまらなくウキウキしたようです。そして、描いてみたものを、反対側から見ることの不思議さ。 何だか自分で描いたのに自分の絵でないようなあれっ?という感覚。いつも見ているようで見ていない自分の顔。耳と目の位置関係や、 目と口の大きさについて考えてみました。ビー玉は普段はお絵描きの道具ではありません。そんなビー玉を使って色を重ねてみれば、 思ってもいなかった素敵な絵ができました。大人はこうすればこうなる。とついついわかりきっているが故に、 子どもにストップや指示の声かけをしてしまうけれど、やってみて気づく、知る、感じる。というのは、 造形活動の最も原点で大切なことなんだ。と改めて思った6月の教室でした。柔軟なものの見方や考え方は、 自分の絵の形を創り出す力となっていくでしょう。そして、子どもたちは、「やってみて感じたこと」 の引き出しがたくさんあればあるほど、自由な表現活動につながると思うのです。